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塗装ができない外壁(屋根)とは

どんなに剥がれやヒビがある外壁・屋根でも、塗装することは不可能ではありません。しかし、施工後わずか数年で塗膜が縮んだり剥がれたりするようでは、わざわざ塗装工事をした意味がありません。

この工事は失敗だった…とならないためにも、お客様にもぜひ知っておいていただきたい「塗装ができない外壁(屋根)」について解説します。

塗装ができる・できない外壁(屋根)とは

そもそもなぜ外壁(屋根)塗装をする必要があるのでしょうか?

外壁(屋根)塗装の目的は、外観を美しくすることはもちろん、建物の防水性を高め、より寿命を延ばすということが本来の目的です。
外壁塗装が可能なのは、既存外壁のダメージが比較的軽く、剥がれの症状も小規模であることが条件となります。

一方、不可となるのは、既存外壁の剥がれや割れなどのダメージが大きく、水分が既存外壁内部に入り込んでいる可能性がある場合です。そういった症状の外壁に塗料を塗った場合、既存外壁内の水分が塗料の成分バランスを壊してしまい、本来の塗料の機能を発揮できないこととなります。

塗装できない時の対応策

既存外壁の内側が水分を含んでいなければ…「カバー工法」

既存の外壁を壊さず、上からサイディングを張る工法です。既存外壁の上に胴縁(壁・塀・垣などにおいて板を打ち止める下地として、柱と柱に渡す幅の狭い横木)を打ち、新たな外壁材を重ね張りします。
既存外壁の解体や廃材処分などの無駄なコストを削減できます。

既存外壁の内側に水分が入っているときは…「張り替え」

既存外壁を撤去し、ダメージ部分を全て新調します。外壁の内部に水分が侵入すると塗装しても浮きの原因になったり、凍害(壁に浸みこんだ雨水が冬場に凍ることで膨張を繰り返し、やがて表層が剥離する症状)や躯体の腐食が発生する恐れがあります。

塗装に注意が必要な外壁

フッ素塗膜や無機塗膜の外壁(塗膜が硬質であるため)に塗装する場合は、塗膜をしっかりと密着させることが一般的には必要不可欠とされています。

例えば、「パナホームのハイセラコート」「ケイミューの光セラ」「ニチハのプラチナコート、ハイパーコート」「旭トステムのセルフッ素コート」。または、光触媒塗装やフッ素塗装を用いた窯業系サイディングボードなどです。

これらの建材は外壁塗装リフォームの際に塗料が密着しにくいため、下塗り材などに注意する必要があります。

気になる症状とよくあるダメージ例

よくあるダメージ例1
モルタル壁のクラック

モルタル壁も髪の毛程度のヒビなら塗装が可能です。

よくあるダメージ例2
塗装の剥がれ

既存外壁の素地が見えてしまっていたら、塗装はできません。もしもミルフィーユ状に剥がれている状態だとしたら、既に手遅れと考えましょう。また下地の腐食にも注意が必要です。

よくあるダメージ例3
トタン外壁の赤錆

赤錆が盛りあがる状態まで進行している場合は、サビ止め塗装を施したとしても、後々サビが再発する恐れがあります。サビを落として塗装したとしても改善は難しいでしょう。

よくあるダメージ例4
サイディングボードの浮き

サイディングボードが浮いてしまっている場合は、既に内部に雨水が侵入している可能性が高く、手の施しようがありません。


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オリバーイメージキャラクター 池端忍

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