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内窓について

投稿日:2017年3月3日 (金)

皆さまはじめまして。オリバー富山本店の早川です。

 

さて、本日は内窓について話をしたいと思います。

YKKAPやLIXIL、三協アルミなどのメーカーで多く販売されており、実際本日のイベントでもお声を掛けていただくことも多かったです。

最近では日中は少しづつ暖かくなってきましたが、朝晩はまだまだ冷える日も多く、ご要望が多い商品です。

 

内窓の効果としては断熱効果の上昇、結露の抑制、防音効果などがあげられるでしょうか。

実際、防音効果という点では顧客様でも富山駅の裏にお住いの方で内窓を入れた際には駅の高架の音が見事に収まりました。

 

ただ、結露の抑制についてよく誤った知識をお持ちのお客様がおられまして、内窓をつけさえすれば結露がゼロになると思われている方が多くいらっしゃいます。確かに内窓をつければ結露をある程度抑制することはでき、ガラスの種類によって効果を増大することはできます。ただ内窓をつけたからそれで良しというわけではありません。

 

そもそも、結露は室内側の空気中の水蒸気が室内温度(暖)と室外温度(冷)との差によって水滴化することによって起こります。内窓を入れることで外窓と内窓の間に空気層ができることで内側の結露を抑制することが可能ですが、これだけでは片手落ちです。もっと効果を上げようとするならば、結露の原因である室内の水蒸気量を減らすこともしてあげたほうがいいですよ。ポイントは2つ。暖房器具の見直しと換気です。

1つ目のポイントの暖房器具の見直しについて、皆さまは暖房器具に何を使っていますでしょうか。エアコン?ストーブ?こたつetc…いろいろあるとおもいますが、一番室内に水蒸気がたまるのは石油ファンヒーター、石油ストーブです。灯油から燃焼するにあたって多くの水蒸気が発生します。また人の息の中の水蒸気も結露の原因の一つです。皆さまが日常よく居る部屋で石油系の暖房器具をお使いの方はよく結露が起きているのではないでしょうか?

ですから、暖房器具をエアコンに替えてみるだけでも効果は変わると思います。ただ、光熱費のことを考えると一概には変えられないですよね。なので、2つ目のポイントの換気が必要なのです。まだまだ寒い日が続く中で窓を開けて換気するのは億劫な点も多いですが、一番お金をかけない結露防止法なのです。1時間に5分でもいいので皆さま換気をしてみてください。

もう少しすると梅雨の時期もやってきます。その前にぜひ一度内窓の設置をご検討してみてはいかがでしょうか。