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見積書の落とし穴とは?

塗装の世界に限ったことではなく、専門的な職業ではどうしても専門用語が飛び交うことになります。
それは見積書でも同様です。
その業界に全く知識のない方では、項目名だけで実際に行われる作業がどのようなものなのか推察するのはなかなか難しいですよね?

ですので、消費者の方々がやるべきことは、見積書の項目名や項目数、安価の謳い文句や書き方のテクニックなどに惑わされず、『その業者が一体何をしてくれるのか』をしっかり聞き出し、各作業の理由を明確にし、それが見積り価格と見合っているか、大切な家を、大切な家族を守れるかを判断することなのです。

見積りを取る際には、以下の項目に注意してチェックして下さい。
そして一番親身になって相談に応じてくれた業者を選んで下さい。

トラブルを防ぐための見積書チェックポイント

工事箇所の名称が記載されている書面がありますか?

以下の箇所は、工事後に「ここもやってくれると思った」とトラブルになることが多い箇所です。工事箇所は事前に明確にしておきましょう。

ベランダの床
雨どい
戸袋
雨戸
門扉

工程が明記されている書面がありますか?

外壁リフォームの工期は塗装で約1週間~10日位、金属サイディングで約2~3週間と言ったところです。

もちろん家の大きさや内容によっても違いますが、工事期間中に雨が降ったり悪天候になるとそれだけ工期が延びることがあります。

そんな時は急いで無理に雨の日も工事してもらうのではなく天気の良い日にしっかりといい工事をしてもらいましょう。

工事着工前に「工事工程表」を出してもらうことをお勧めします。

工事中はお任せにせずに施主様も段取りを把握しながら確認するくらいが丁度いいのです。

各工事箇所に使用する塗料名・メーカー名・樹脂名が明記されている書類がありますか?

塗料には種類と名前があります。何を使うのかは必ず確認をとってください。

項目名が『塗料代』などと大味になっている場合は要注意です。耐久性も何もない安価な塗料を使われてしまうかもしれません。

各工程ごとで色をかえて塗ることが約束されていますか?

外壁塗装は通常、下塗り→上塗り(1回目)→上塗り(2回目)と強度を高めます。3回は必須です。上塗りが1回ですと、強度が格段に落ちてしまいます。

アフターフォローの対応や、保証はちゃんと記載されていますか?

人間の行う工事ですから完璧に仕上がったつもりでも後々不具合が発生してくるケースもあります。保証期間の年数は業者によって様々ですが重要なのは口約束ではなく書面で保証書を発行してもらうことです。

保証期間内はもちろん無償でのメンテナンスが受けられますし、良心的な業者であれば顧客に対しては保証期間が過ぎていても、実費程度の金額でメンテナンスをしてくれます。

支払条件の記載はありますか?

金銭の取り扱いに関しては注意が必要です。特に現金を現場の職人に直接渡したりすることでトラブルが起きるケースがあります。

最近では銀行や郵便局から指定の振込先へ振り込むのが一般的な方法です。昔と違い現金の手集金という習慣が日本から無くなりつつありますのでご注意ください。

支払い方法についても大事なことですので契約時にしっかりと確認してください。

必ず抑えておきたい見積書チェックポイントは以上です。

業者によって書き方の異なる見積もり書の全てを解き明かすのは難しいのが現実です。
何が必要かを知り、見積もりをくれた業者が何をしてくれるのか、それを確かめるのが先決です。
説明のなかった項目については、納得のいくまで業者に相談して下さい。