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外壁材別・外壁リフォームのコストパフォーマンスを考える

外壁リフォームで塗装とカバー工法、コスパが良いのはどっち?

外壁リフォームの方法には大きく分けて「張り替え」「塗り替え」「カバー工法」の3つがあります。

「張り替え」工事の場合、古い外壁を剥がしてから張り替えるため、外壁材の処分も必要になり、費用と工期が多くかかります。そのため外壁リフォームでは、「外壁塗装(塗り替え)」または「カバー工法」が一般的です。
ここでは「外壁塗装」と「カバー工法」の違いについて解説します。

外壁塗装(塗り替え)

外壁の上から塗装をしていく施工方法。

下地処理をして塗装をしていきますが、外壁材のヒビ割れの補修、コーキングの打ち変えが必要になることもあります。

塗装工事は「下塗り・中塗り・上塗り」と3回塗ることが多く、塗料の乾燥時間を守って施工するため工事期間中の天候に左右されやすく、季節によっては工期が長くかかる施工方法になります。

工事費用の相場

塗料の種類や現場の条件、補修箇所によって変わりますが、30坪の家で60~100万円が相場の価格です。

耐久性

塗料の性能により、耐候年数は、7〜20年とされています。

施工できないケース

既存の外壁を下地とするため、塗料が密着できないほど外壁が劣化している場合は、施工できません。

その場合はカバー工法の提案となります。

カバー工法(重ね張り)

既存外壁材の上から新しい外壁材を重ねて施工する方法。建物に負担のかからない軽量な金属系のサイディングが多く使われます。

注意事項として、カバー工法で重ね張りすると、出隅やサッシ廻りの部材に厚みが出るため段差ができやすく、雨漏りの原因になる可能性があります。

工事費用の相場

工事費用は使用する材料と現場状況によって変わりますが、30坪の家で120~200万円が相場の価格になります。

外壁の張り替え工事と比較すると、既存外壁の廃棄にかかる費用と工期が削減できるところがメリットです。

耐久性

金属サイディングの種類により、耐候年数数は20〜40年とされています。

施工後のメンテナンス期間がかなり長くなるため、長い目でみるとコストパフォーマンスがよいと言えます。

施工できないケース

施工後は下地の補修が難しくなるので、雨漏りの原因になるほど外壁の劣化が進んでいる場合は、施工できません。

その場合は、張り替え工事の提案となります。

比較的劣化が少ない場合にコスパが良い外壁リフォームと言えるのは、外壁塗装でしょう。

サイディング材とモルタル外壁、材質ごとに最適な外壁リフォームの方法とは?

住宅の外壁材として多く使われているのが、サイディングとモルタル外壁です。 サイディング材はセメントが主な原料の「窯業系サイディング」と鋼板に塗装を施した「金属サイディング」があり、それぞれに適した外壁リフォームの方法があります。

窯業系サイディング

新築住宅の70%以上で使われている外壁材です。

耐火性のある材料ですが、セメントを主な原料とする下地材は耐水性が少ないため、定期的な塗装工事が必要になります。重量があるためにカバー工法の材料として使うことは難しい材料です。

劣化が進んでいる場合の最適なリフォームの方法は、カバー工法です。

金属サイディング

ガルバリウム鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板、アルミニウム合金板、ステンレス鋼板などを基材して作られた外壁材。

断熱材が裏打ちされているので断熱性が高く、軽いのが特徴です。

外壁の軽量化で建物への負荷を減らして耐震性を高めることができ、新築以外では、カバー工法リフォームに多く使われています。

塗膜に劣化が出た場合は、塗装によるメンテナンスが主流です。

モルタル外壁

30〜40年前までは一般的な外壁材として使われていました。

セメントが原料なので耐水性が低く、塗装で防水性を保っています。

サイディングと違い、目地にコーキング材を使用していません。施工後の乾燥で割れが発生しやすく、割れが大きくなると雨漏りの原因になることがあります。

最適なリフォーム方法は、外壁塗装です。ヘアクラックと呼ばれる表面の割れだけならば、コーキングで補修して塗装することができます。

生涯ランニングコストを削減!外壁リフォームと一緒に外部メンテナンスをするメリット

外壁リフォームを検討しているときに一緒に考えておきたいのが、外部廻りの修繕工事です。

張り替えや塗り直しの時期には、コーキング材の劣化、軒天や破風の塗装の劣化も考えられます。屋根材の塗装工事や雨どいの補修もあり、外壁以外にも外部廻り工事は多くあります。

どの補修工事にも足場が必要になるので、外壁リフォームで足場をかけるタイミングに合わせて点検・補修をすることを検討するとよいでしょう。

一度に工事をするとその時の工事費用は多くかかりますが、まとめて施工することで足場の設置回数を減らして費用を抑えることができます。同じ業者で一緒に工事してもらえば工事にかかる経費の削減にもなるので、生涯でかかるランニングコストを減らことができます。

長持ちする外壁材の選び方とは?

外壁材を選ぶときのポイントは、使う材料によって変わります。
同じ材質のサイディングでも表面の塗料などによって性能が異なるので、値段も保証期間も違います。

では、どの材質の外壁材が良いでしょうか?
メンテナンス方法を外壁塗装として考えてみましょう。

サイディングの寿命は、窯業と金属どちらも30~40年程度といわれています。

窯業系サイディングは基材の耐水性が低いために、10年程度での外壁塗装が必要です。外壁の張り替えまでに3回ほどの塗装が必要になります。

金属サイディングは15年程度がメンテナンスサイクルなので、張り替えまでに2回ほど塗装工事が必要です。材質が金属のため、海に近い地域では塩害の影響を受けやすく塗り直しの時期が早くなりますが、窯業系サイディングと比べて生涯メンテナンス回数を抑えることができます。

モルタル外壁の寿命は30年程度と言われています。耐水性の低いモルタルは、定期的な塗り直しで寿命が大きく変わってきます。10年程度での塗装工事が必要です。

チョーキング(白化)現象

外壁材は、金属サイディング > モルタル外壁 > 窯業系サイディング の順で耐久性がありますが、一般的には10年程度での外壁塗装を検討するようにしましょう。目安は外壁の表面に触れたときに白く手につくチョーキング(白化)現象が起こっている時で、防水性がきれているサインですので、早めの塗り直しを検討しましょう。

まとめ

最適な外壁リフォームをすることで、外壁材の寿命を延ばすことができます。

10年に一度と、メンテナンスの回数が多く費用もかかる外壁リフォームでは、外部廻りの補修工事も一緒にすることを検討しておきましょう。

定期的なメンテナンスをしない場合、外壁材の劣化が雨漏りの原因になります。劣化の激しい外壁では下地の補修が必要になるので、張り替えでしかリフォームができなくなってしまい、費用が多くかかってしまいます。

生涯ランニングコストを減らすためにも、早めの外壁リフォームを検討しましょう。

オリバーイメージキャラクター 池端忍

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