金属サイディングの主要メーカーとそれぞれの特徴について
塗装工事以上にリフォーム後は住まいのイメージがガラリと変わるサイディング工事。その中でも「金属サイディング」は、窯業系サイディングよりも耐久性があり長期間美観を保つことが可能です。
もし既存外壁の損傷がひどく塗装が不可能な場合は、サイディング工事でのご提案となりますが、「金属サイディング」を選択された場合、塗装工事に比べると工事代金が高額にはなるものの断熱性能の向上や長期間にわたってメンテナンスが不要なるため、費用対効果が高い商品といえます。
今回は、「金属サイディング」メーカー各社の特徴と特に人気の高い商品をリポートいたします。
金属サイディング市場におけるメーカー各社のシェアと特徴
金属サイディングを取扱うメーカーは数多くあり、それぞれ特徴や得意分野が異なります。
各メーカーの代表的な商品を紹介いたします。ぜひご参考になさってください。
アイジー工業
シェアNo.1の実績と品質
「採用したい建材・設備メーカーランキング2021」で1位にランクイン。8年連続1位となっている国内最大手金属サイディングメーカー。
外壁材と断熱材を合わせた独自のサンドイッチ構造で雨や雪に強く、寒冷地特有の凍害にも強い耐候性を持つ外装材です。独自のガルバ鋼板(55%アルミニウム・亜鉛板金めっき鋼板)を使用し錆にも強い耐食性があります。10年以上のメーカー保証あり(商品により異なります)。
人気の商品はSF-ガルスパンJF。上品で豊富なカラーバリエーションがあります。
また、一部の商品を除き7,000mmまでの長尺対応が可能です。
ニチハ
厚み18mmで高い遮音性と気密性
屋根材も手がけており、アイジー工業同様、外装材の製造に長年携わっているメーカー。
金属サイディングの厚みが18mmと他のメーカーよりも厚いのが特徴。 断熱性、遮音性に優れた金属サイディングです。
ニチハのセンターサイディングは他メーカーよりスパン系のカラーバリエーションが豊富です。
フルカラーインクジェット塗装により本物の質感を再現したiシリーズは、雨で汚れ落とすセルフクリーニング機能と色・褪色10年保証の高耐候コーティングがついています。
旭トステム外装(リクシルグループ)
「クリアフレーム工法」で開口部すっきり
ガルバリウムの3倍強の耐食性を持つ次世代ガルバリウム鋼板・SGL®︎を用いた錆に強い金属サイディング。
特注寸法対応により、長尺に対応しているほか、窓まわりの役物が外側に出ない新工法「クリアフレーム工法」により、すっきりと美しい外観を実現します。
また、外壁カバー工法と耐震リフォームを同時に施工することも可能。
アルミサイディングや、日本では珍しい樹脂サイディングの取り扱いもあるメーカーです。
ケイミュー(KMEW)
全商品が防火地域で使える
豊富なデザインで和風から洋風まで様々な住宅に合うものが選べます。サイディングボードだけでなく役物と呼ばれる外壁の細かい部分に使用するパーツにもこだわっています。
現在、複数ある金属サイディングメーカーでケイミューの『はる・一番』シリーズだけが標準仕様として全商品、遮熱性フッ素焼付塗膜となっており、防火地域・準防火地域で使える性能を持ちます。遮熱性に優れ、色褪せしにくいのが特徴。
塗膜変褐色、赤錆保証10年が保証されます。
YKK ap
海沿いで人気のアルミサイディング
サイディング業界でも珍しいアルミ製の外壁サイディング「アルカベール」が最大の特徴。
アルミニウム製は外装材の中で最も軽く、錆びないのが大きなメリットです。その性能は塩害地域でも活躍。
同じデザインで「アルカベール」とガルバリウム鋼板外装材の「アイアンベール」の2種類があります。
アイアンベールは『赤錆10年保証』アルカベールには『原板10年保証』がついています。
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