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外壁塗装と金属サイディング、どちらを選ぶ?

新築して10年ぐらい経つとそろそろ外観が気になられるころではないでしょうか?

新築当初のきれいな状態が一年でも長く続いて欲しいものですよね。それには定期的なメンテナンスが必要となります。
外壁の施工には、外壁塗装工事と金属サイディングカバー工事という2種類の施工があることをご存知でしょうか?

外壁塗装とは、ローラーやスプレーガンなどを使って、家の外側を塗料でコーティングする施工のことです。一方の金属サイディングカバー工事とは、断熱材と塗装された金属基材が一体となった外壁建材を外側に貼る施工のことです。
どちらも外装工事ではありますが、それぞれまったく異なる特徴があります。「うちの外壁は塗装でいいの?」と疑問に思われますよね。そこで、外装工事の特徴をご紹介しながらピッタリのメンテナンスのヒントになれば幸いです。

耐久性は金属サイディングが上

外壁で最も重要視される「耐久性」においては、外壁塗装によるリフォームより、金属サイディングカバー工事の方がより優れています。

金属サイディングカバー工事に用いられるのは、断熱材と金属板です。これらの建材は非常に軽量なため、従来の外壁材と比較しても圧倒的に軽いのが特徴です。建材の軽量化は建物全体への負担軽減につながるため、金属サイディングが外装に用いられている住宅は、高い耐震性をも得ることができます。地震大国日本において耐震補強になるということは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
また頑丈なだけでなく、断熱材が組み込まれていることから、夏は外熱を遮断し冬は外に熱を逃がさないという、高い断熱効果が得られるのも強みの1つです。金属サイディングは、頑丈なだけでなく安心な居住環境を確保してくれる、とても優秀な建材といえるでしょう。

一方の外壁塗装は、金属サイディングと比較すると、耐久性という観点ではどうしても劣ってしまいます。壁の上から塗膜を塗り付けるという施工の性質上、長く住んでいるうちに塗装にヒビ割れが生じてしまうことも外壁塗装の弱点です。
このように金属サイディングでの施工であればヒビ割れのリスクが少なくすむ事は、大きなメリットといえるでしょう。

耐用年数について

外壁塗装の耐用年数は?

一般的に、外壁塗装は10年が塗り替えの目安だと言われますが、実際には使用した塗料の種類ごとに耐用年数の違いがあります。
外壁塗装に用いられる塗料は、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系、無機系となっており、おおよそ5種類に大別されます。
耐用年数の目安は、アクリル系は5~7年、ウレタン系が6〜10年、シリコン系が8〜15年、フッ素系が15~20年、無機系が20〜25年と言われています。
単純な期間の長さだけを見ればフッ素系塗料が最も優秀ですが、費用が高価格になってしまうことからこれまでは普及グレードのシリコン系塗料に人気が集まっていました。
しかし、現在は、コストパフォーマンスと耐用年数とのバランスが優れていることから、シリコン系塗料だけでなく他の高機能塗料もシェアを伸ばしています。

金属サイディングの耐用年数は?

一方、金属サイディングカバー工事は、細かく分類すればいくつかの素材が存在していますが、その耐用年数は一律30年ほどとされています。
年数だけを見れば、金属サイディングの耐用年数が長いですが、耐用年数が長いからといって30年間放置することはできません。金属は表面に傷がつかないわけではありませんし、表面の塗装が剥げてくるとサビが発生する可能性もあります。
これらを防ぐためには、10年前後のスパンを目安とした、メンテナンスが必要不可欠であるということを念頭においてください。

バリエーションが豊富なのは?

次に見ておきたいポイントは、デザインの幅の広さです。
結論から言えば、デザインの幅は金属サイディングよりも外壁塗装の方が充実しています。
金属サイディングにも多くの柄や色の種類がありますが、外側の部分に金属が用いられているため、いずれもスマートで清廉な印象になってしまいがちです。
それに比べ外壁塗装は、ローラーやスプレーガン、刷毛など、用途に応じた道具や塗料を使用することで、細かく塗り分けることが可能です。
このように、外壁塗装であればバリエーション豊かな施工を実現できるため、多種多様なご要望に応えられるといえるでしょう。

コスパがいいのはどっち?

最後にチェックしておきたいのは、それぞれの施工にかかる費用です。
外壁塗装の大まかな費用目安は、地域によっても異なりますが一般的に住宅の面積が約30坪の場合だと、60~100万円程度といわれています。
建物の構造や工法、先ほどご紹介した塗料のグレードによって上下しますが、基本的にはこの価格帯であることが多い傾向にあります。

一方、金属サイディングカバー工事は、同じく約30坪の住宅で、180~300万円ほどが費用目安といわれています。費用だけを比較すると、外壁塗装の方が安価な価格帯となりますが、注意したいポイントは、外壁塗装はすべての住宅に効果的ではないという点です。例えば、既に大きく損耗してしまっている外壁に塗装を施しても、うまく塗膜が形成されない場合があります。

このようにダメージが大きい場合は、金属サイディングでのカバー工事を選ばざるを得ないケースがあることを、あらかじめ理解しておきましょう。

まとめ

外壁は、住宅において最も人目に触れる部分です。また、家の外側と内側を遮る部分であるため、お家の住み心地を大きく左右する重要な役割を担っています。 メンテナンスとしてリフォームを行う場合においても、外壁塗装と金属サイディングカバー工事は、プロの視点から見ても一概にどちらがより優れているとは言い切れません。

しかし、頑丈さや耐用年数、費用について異なる特徴があるため、何を重要視してリフォームされるかを再確認して検討していくと良いでしょう。

オリバーイメージキャラクター 池端忍

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